2011年5月3日火曜日

いのちのパン。

今日は、クリスチャンの姉と、電話で話した個人的な話です。

姉の教会のお仲間が、岩手県一関の「藤の園」という児童養護施設の
シスターとお知り合いで、地震直後に安否確認のお電話をしたそうです。

『足りないものはありませんか?』
と、お尋ねしたところ、60人の子ども達の食料が不足していたので
教会やご近所のお仲間から寄付を募って
ご縁のあった「関口フランスパン」さんに事情をお話して
お願いし、パンを送ったそうです。

児童養護施設の子ども達は、食パンぐらいしかパンを知らなかったそうで、
パン屋さんから送られてきたクリームパンやデニッシュ、
アップルパイなどのおいしさに、ビックリしたそうです。
今では毎週、パンを送られてくる日を楽しみにしているそうです。



パン屋さんも事情を理解してくださり、お願いしているのは、
本当に少ない金額なのに、どうたら大目に送ってくださっているようです。

シスターが、パンを食べている子ども達の様子を
こまめに、送ってくださるので
それを寄付してくださった皆さんに
紙に印刷してお渡ししたりしているそうです、

姉は、専業主婦です。
おそらく、教会の方々も同じように一般の人です。
寄付している金額も大きなお金ではないし、
していることは、大きなことではないかもしれません。

目に見えるカタチで、今、困っている方々に使われるならば
支援したいと賛同してくださる方々が、たくさんいらっしゃるそうです。
温かい人の輪ですね。

そのグループの活動は、「いのちのパン」と名づけられました。
今後も、続けてゆきたいと話してました。

今の日本の状況は、国や政府や企業の大きなチカラも必要ですが、
一般の人の細やかな支援がなくては、
乗り切れない事態になっていると考えています。

そうそう。
「つきじ803」で開催したイベントの費用を寄付しました。
南相馬 Traceable Charity に載っています。

ご参加くださった方々に、この場を借りてお礼を申しあげます。

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