2010年8月3日火曜日

新調理テクニカルセミナー“洋の夏”

新調理システム推進協会主催の
「四季の料理講習会“洋の夏” テクニカルセミナー」に参加いたしました。

協会の会長である渡辺先生の講義では
日光プリンス時代に教わったという
御料牧場の各大臣にお歳暮で配っていたというレシピを元に
新調理の技法でアレンジした『薫鶏』は
今まで食べたことのないジューシーなしっとり感と
うまみと香りのハーモニーでした。

業務用の製造に関する基本的な考え方と
料理人としてのおいしさに対する想いが
ぎっしり詰まった講義でした。

また、東京製菓学校の梶山先生の講義は
熱い想いと科学的な知識がいっぱいで
メモがびっしりになります。
今回は、寒天やゼラチン系の食材についてのお話がメインで
バリエーションの多さにビックリしました。

『お菓子は嗜好品だから、食べなくても生きてゆける。
 うまくなくちゃ、誰も買ってくれない。』
そんな過激な発言も、梶山先生ならではです。

講義を受けて、安全性の問題や
作るひとの都合でなく、
食べる人のことを考えた商品でないと
売れない時代だと深く考えさせられました。

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