亥の子餅ってご存知ですか?
旧暦の10月(亥の月)の亥の日、亥の時(午後9時~11時)に
このお菓子を食べて万病除去・子孫繁栄を願います。
また、五行では亥は水の性質にあたるため
火の難を避けるという言い伝えがあり
こたつやストーブなどの暖房器具を
亥の日に出すと火事にならないと言われてます。
茶道の世界では、夏の風炉から冬の地炉を開く
炉開きの日に、このお菓子を食べます。
そんな亥の子餅ですが
ほんのりシナモンの香りのする皮にゴマを練り込んで
こしあんが入っています。
お菓子屋さんによっては、栗が入っていたり
ウリ坊(猪のこども)を見たてて、
表面に背中のスジを焼きごてでつけたあったり
工夫がされています。
このお菓子を食べると冬が来たなぁと思います。
2009年は11月26日、12月8日が亥の月・亥の日です。
クリスマスやハロウィンも賑やかで楽しいですが
季節を和菓子でしっとりと楽しんでみませんか?
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