2009年10月29日木曜日

東京 秋の吟醸酒を味わう会

先日、アメリカ人で日本酒が好きな方にお会いしました。
オーストラリアで作られたおいしい日本酒に出会って、
すっかりハマったとおっしゃってました。

日本でしか飲めないおいしい日本酒を教えて、と言われた時に
日本酒について何も語れない自分の無知さが恥ずかしくなり
もっと勉強しようと心に誓って
日本吟醸酒協会主催の
東京秋の吟醸酒を味わう会に行ってまいりました。


・・・正直に言います。
私は匂いや味で苦手な日本酒があるので
うるさいことを言うよりも、日本酒は飲めません。
と、いうことで通していました。

こちらのイベントに参加させていただいて
蔵によってのお酒の方向性や酵母の香りの違い、
米によって酸味や旨みの違い
水のニュアンスの違い
温度による変化
杜氏さんによっての仕上げ方の違いなど
いろいろなことを学ばせていただき、すっかり好きになりました。

日本酒の古酒ってご存知でした?
こちらの酒蔵さんでは、毎年ビンテージを作ってらっしゃるようです。
私は3年物を試飲させていただきましたが
紹興酒みたいな香りがしました。
ウォッシュタイプのチーズに合いそうです。



印象深かったのは、こちらのお酒。

今では幻となってしまった名杜氏さんの作られた日本酒。
華やかさとバランスの良さ、香り、旨み
これはもう芸術の域だと
思わず唸ってしまいました。

本当に奥が深いです。
日々、勉強です。

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