2011年9月5日月曜日

仕事のテーマ その1

私の仕事の大きなテーマは、『地産地消』です。

農家さんや漁師さん、仲卸さんにメーカーさんなど
さまざまな方と、直接、関わってお話して感じたことは、
素材のまま購入して調理する人が減ってきていることと
案外、地元では独特の食材や料理の良さに、気づいていないということ。



農家さんや漁師さんは、日々、天気を気にしながら
魚を獲ったり、野菜を育てたりしていることに追われています。
上手にインターネットなどを使って
販売している方も見受けられますが、
加工品にして付加価値をつけて、
販売先に売り込みに行くことは、
よっぽど大規模になさっているところでないと
難しいと思います。



地元の商工会議所や自治体で、がんばっているところもありますが、
売り先の想定が曖昧なプロモーションや
モノづくりになっているケースが、多々見受けられます。
せっかく良い商品でも、売り方を間違うと残念な結果になってしまします。

今も、いくつか地産地消の商品開発案件を抱えていますが、
買う人の顔や生活を想定して、
どんなひとが、どういう用途で、どこで、どんなふうに買うかと
作り手の想いがマッチングする商品を心掛けています。

商品を作ることで、生産者、製造者、消費者のすべてが
ハッピーになれることが理想です。

※写真のひまわりは、じゃがいも農家さんの畑で
昔から、肥料にするために撒いているものだそうです。
ひまわりは、放射性物質の浄化にも役に立つといわれていますが、
一面のひまわり畑は、力強く美しく、圧巻でした。

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