先日、撮影で焼き鮭と白飯を作ったので
アシスタントのYちゃんと、
大量に鮭のおむすびを作りました。
鮭のおむすびを見ると思い出すのが
昔、私の住まいの2階に住んでいた独り暮らしのTさん。
ある年のお歳暮の季節、Tさん宛に
新巻鮭が一匹送られてきました。
数日後の休日、我が家の玄関のブザーが鳴りました。
そこには、『U』の形になって、腹に『ためらい傷』のある
鮭をぶら下げたTさんの姿が・・・。
「ナニこれ?」
爆笑しながら、無残な姿の鮭を受け取りました。
普段、料理をしないので
包丁が、簡単なものしかなく、
切ろうと思ったけど、切れず、
冷凍庫にも収まりきらないぐらい大きかったので
無理やり、グイっと押し込んだら
U字のまま凍ったそうです。
あんなに面白い鮭の姿を
未だに見たことはありません。
解凍してから出刃包丁でカットして
焼き鮭にした鮭むすびを
翌朝、Tさん宅の玄関のノブにぶら下げておいたら
たいへん喜ばれました。
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